アイドルグループ・HKT48の宮脇咲良、兒玉遥、松岡はなが15日、東京・新宿バルト9で行われた短編映画『東映 presents HKT48×48人の映画監督たち』の特別先行試写会に登場した。映像総尺11時間41分、休憩を含めて約14時間耐久の試写会直前とあり、宮脇は「皆さん最後まで寝ずに頑張ってください」とエールを送って観客を笑わせた。 

兒玉が主演したフィイクドキュメンタリー作品『トチカコッケ』(14分17秒)を手がけた横浜聡子監督は「アイドルとして輝いている兒玉さんではない兒玉さんを撮ろうと思った」と説明。民族衣装で撮影に臨んだ兒玉は「題名も変わっているんですけど、演じる中でも日本語ではなく、この世に存在しない言葉をしゃべる不思議な役です。最初は衣装にも化粧にも抵抗があったんですが、楽しく演じることができました」とアピールした。 
横浜が監督したフェイクドキュメンタリー「トチカコッケ」に主演した兒玉は、奥アマゾンから日本へ逃れてきた少女マルを演じた。劇中で民族風のメイクを披露していることから「最初は化粧や衣装に抵抗があったんですけど、時間が経ってくるうちに“ありだな”って思って、楽しくなってきました。最初は鏡で見て、自分の姿に引いてしまったんですけど」と告白。また兒玉は打ち合わせ時に「正統派をやってみたい」と発言したそうで、横浜は「『まったく逆なんです、ごめんなさい!』って説明して。嫌われたらどうしようかと思った(笑)」と回想した。
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